『麺のやまたや』…復興への思いを達磨に託す…





 
巨大な達磨…紅白にして縁起を呼び込む。
 



 白河から泉崎へと抜ける国道4号線沿いにある奥州白河だるまラーメン『麺のやまたや』の駐車場。その南側突端に存在する巨大な達磨…。
 そこには40年以上も前から紅一色の変わらぬ姿で、北と南からのお客さんを出迎えていました。

震災以前の画像






 しかし、震災によって達磨の南側下部の表面が四分の一ほど破損し、
そこから骨組みだけの空洞を曝け出すという姿になってしまいました。
なんだか達磨の表情にも物悲しいものがあります…。


平成23年4月1日撮影

 『麺のやまたや』の店内も食器などが落下して破損したり、床や壁に地割れが走り水の確保もままならなかったようです。その為しばらくの間は店を休業していました。




   ですが、復興を願い店は営業を復活。達磨もデザインを一新して修復しました。


以下の画像は、平成23年10月7日撮影

南側は白い達磨で…
北側は赤い達磨…


 白河だるまは、松平定信が白河藩主になった際に、画業としては円山応挙…狩野探幽らとともに「徳川時代の三大家」に数えられるお抱え絵師の谷文晁が意匠彩色付けしたと伝えられています。顔の中に「鶴亀松竹梅」を入れ込み、パワーを呼び込み福をもたらす縁起物として存在しているのですが、『麺のやまたや』の店主の方によると南側を向いている白い達磨は風評被害でなかなか足を運んでくれない関東や西日本側の人々を呼び寄せて幸せと福を呼び寄せる物にしたかったのと、北側の赤い達磨はその方々の病厄を除け、家内安全・商売繁盛・交通安全を祈願し色彩を変えて修復したのだと言っておられました。



 店主の言われるように、東北の玄関口に程近い白河市の北部でこの巨大な達磨は関東圏および西日本側からのお客さまをお待ちしております。













 


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