白河市だるま市開催…





 
風評被害を吹き飛ばす15万人の人出…
 
平成24年2月11日(土・祝)
 白河市の真冬の風物詩であり春の訪れを前に行われる白河だるま市。寒空の下での開催でしたが朝から晴天に恵まれ、例年以上の盛り上がりを見せていました。
 藩制時代から続き現在の形になったのは昭和になってからの伝統のだるま市…。東日本大震災後初の開催となり、風評被害の影響で来場者の減少などが危ぶまれていましたが、昨年の13万人を上回る15万人以上の来場者が訪れ、復興への祈願をこめてだるまの買い求める人たちで溢れていました。




 雲ひとつない晴天のもとで開催された今年のだるま市は、ある意味特別なものがありました。
 震災からの復興、そして風評被害の払拭、さまざまな思いをのせてそれぞれの人がだるまを売り、それを買い求める…。そして絆の大切さを実感する。
 あれから約11ヶ月…もう一年の月日が過ぎ去ろうとしていますが、人々は忘れられない記憶を抱きつつ、明日への希望を持って歩んでいってます。
 

白河駅から見た風景…、駅から来た人たちを歓迎する横断幕




 同市の天神町から本町までの約1.5キロの通りに、だるま店や様々な模擬店が数百軒立ち並び、人々を出迎えていました。



 そして白河市の御当地ヒーロー『ダルライザー』とそのライバル集団『ダイス』もこのイベントを盛り上げていました。

 ダルマのように何度転がったとしても、立ち上がる姿(ダルマ…ライズ…)をモチーフにして誕生した『ダルライザー』…。震災から立ち上がるこの地方の姿とも重なり合って、復興のシンボル的な存在になってくれています。



 このダルライザーとダイスのメンバーに会うために神奈川や東京などの関東地方や三重県から来た人もたくさんいました。
ダルマを買ったファンはそのダルマにダルライザーのサインを書いてもらいました。



 そして今年は復興交流エリアと称して友好都市である行田市や桑名市、大洗町や川越市などの名産品を販売するコーナーなどもありこちらも賑わっていました。
 行田名物"ゼリーフライ"…。ジャガイモと豆腐のおからを使用したコロッケのような揚げ物です。独特の食感があり癖になる味わいでした。



日は暮れても、だるま市は活況を呈していました。終了時時間の午後7時30分を過ぎても混雑が続き人の波が途切れることは無かったです。



 今回の白河だるま市…。たくさんの方が来場されましたが、一番印象的なことは外国から来てくれている方が多かったことです。原発の事故以来、放射線及び放射能を気にして日本に在住していた外国人は帰国などで日本を離れ、外国から福島及び日本に来られる方が減少していたにもかかわらず、白河へ訪れてくれたことはある意味以外でした。
 例えば、イギリスから来て現在福島県郡山市に住むクロエさんという30代の女性は、以前白河で英語の教師をしていたそうです。その時の白河に住む人たちのフレンドリーさに感動して毎年このだるま市を訪れていると言っていました。確かに原発事故の時は友達とかが子供のことを心配して帰国した人などがいたようですが、クロエさんは福島が好きなので離れずに住んでいると言っていました。
 『福島が好きだからこの地を離れない…』聞き慣れている言葉だったが、とても重みのあるものに思えてとても感動しました。
 

 







 


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